審査員

三次審査員・
ファイナル審査員

日本のデザイン界を代表するクリエイターや有識者、メディア/評論家による審査を行います。なお、審査委員長・副委員長は両協会の会長が担当します。


特別審査員(順不同・敬称略)

  • 芦沢 啓治Keiji ASHIZAWA

    建築家

    2005年より「芦沢啓治建築設計事務所」主宰。「正直なデザイン/Honest Design」をモットーに、クラフトを重視しながら建築、インテリア、家具などトータルにデザイン。国内外の建築やインテリアプロジェクト、カリモク家具やAudoなどの家具メーカーとのデザインも手掛ける。東日本大震災の復旧から生まれ、世界の現地工房で製造・販売するローカルパートナーを10ヶ国以上の持つ家具ブランド「石巻工房」の代表も務める。

  • アストリッド・クラインAstrid Klein

    クライン ダイサム アーキテクツ /建築家

    クライン ダイサム アーキテクツ (KDa) 代表。イタリア・バレーゼ生まれ。伊東豊雄建築設計事務所を経て、1991年にマーク・ダイサムと共に、建築、インテリア、インスタレーションといった複数の分野のデザインを手掛けるマルチリンガルオフィスを設立。代表作に、代官山T-SITE/蔦屋書店 (2011)、GINZA PLACE (2016) 、カルティエ 心斎橋ブティック (2021)、Fender Flagship Tokyo (2023)、軽井沢コモングラウンズ (2023) 等。D&AD Awards、World Architecture Festival Awards、Design for Asia、Dezeen Awards他受賞多数。

  • Ed Ng

    AB Concept 共同創業者兼代表

    ⾹港の主要なクリエイティブ・デザイナーの⼀⼈であるEd Ngは、共同創業者であるTerence Nganと共に、多分野で活躍するインターナショナルデザインスタジオab concept を設⽴した。⾹港で⽣まれ育ち、アジアと⻄洋の両⽅の影響を受けたEd は、その形成期において彼の設計理念と美学を形作り、異なる⽂化を理解すると共に、それらを融合させるデザインアプローチを⼿にしてきた。

    Ed は過去20 年間、フォーシーズンズ、ローズウッド、マンダリン・オリエンタル、リッツ・カールトンなど、ラグジュアリーホスピタリティ、ウェルネス、F&B の⼀流のクライアントのために⾰新的な空間を創造してきた。

    ⽇本アルプスの静寂に包まれた美しさにインスピレーションを受けながら、Ed は現在軽井沢の丘で⽣活している。 Ed はグローバルなデザインの世界に深く関わり続け、その経験と洞察を活⽤して現代のインテリアデザインの未来を形作っている。

  • 片山 正通Masamichi KATAYAMA

    インテリアデザイナー
    Wonderwall®代表 / 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授

    片山正通率いるWonderwall®は、コンセプトを具現化する際の自由な発想、また伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるバランス感覚が国際的に高く評価されている。プロジェクトのヴィジョンを共有し、ブランディングにおける空間コンセプトを構築するWonderwall®の強みは、“訪れる人の潜在意識に触れる事”に焦点を当て、その環境を創造する事である。

    インテリアデザインを主軸に、クリエイティブディレクション、建築デザインディレクションなど幅広い分野で活動。ファッション等のブティックからブランディング・スペース、住宅、大型商業施設の全体計画まで、世界各国で多彩なプロジェクトを手がける。

    代表作として、NOWHERE ( BUSY WORK SHOP® 原宿 ) / ユニクロ グローバル旗艦店 ( ニューヨーク、パリ、銀座など ) / ピエール・エルメ・パリ 青山 / 外務省主導による JAPAN HOUSE LONDON 他多数。
    近作は、THE TOKYO TOILET 恵比寿公園トイレ / 翠門亭 ( 奈良 ) / NOT A HOTEL EXCLUSIVE HIROO、また虎ノ門ステーションタワーにオープンしたT-マーケットなど。

  • 黒田 哲二Tetsuji KURODA

    UDS株式会社 代表取締役社長

    1977年神戸生まれ、東京育ち。
    東京大学工学部建築学科卒業後、隈研吾建築都市設計事務所を経て、2005年株式会社都市デザインシステム(現UDS)入社。企画開発業務を担当。
    2008年より森ビル株式会社にて虎ノ門ヒルズ開発業務に携わり、新虎通りを中心とした活性化、エリアマネジメントを手がける。
    2015年10月UDS株式会社へ復帰し国内外プロジェクトの企画を担当。2020年4月より現職。

  • 小坂 竜Ryu KOSAKA

    株式会社乃村工藝社チーフデザインオフィサー/A.N.D.代表

    1960年東京都生まれ。84年武蔵野美術大学造形学部建築学科を卒業後、株式会社乃村工藝社入社。現、クリエイティブ本部チーフデザインオフィサー及びA.N.D.代表。
    かつての小学校校舎をホテルに生まれ変わらせ数々の賞を受賞した「ザ・ホテル青龍京都清水」、「THE AOYAMA GRAND HOTEL」のレストラン、客室及び共用部、「サクララウンジ(羽田空港JAL国際線)」、イギリスの国際的に名誉あるアワード『Restaurant & Bar Design Awards 2014』のバー部門大賞『Best Bar』の日本人初受賞をはじめ、のべ8アワード9つのタイトルを受賞した「W広州FEI」(中国・広州)などを手掛ける。国内外の話題のレストランやホテル、レジデンスのデザインを数多く手掛け、現在は建築からデザイン設計を手掛けた個人邸など、インテリアにとどまらず更なる活躍の場を拡げている。
    また、東京大学工学科建築学科の非常勤講師他数々の講演活動を行う一方、2017年よりJCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)副理事も務める。

    Selected Projects
    2023  TIAD, AUTOGRAPH COLLECTION(名古屋)
    2022  ルイ・ヴィトン・メゾン The Hall太古里成都(中国)
         ブルーノートプレイス(恵比寿)
    2021  眞松庵(京都)
         LE CAFE V ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店(銀座)
    2020  青山グランドホテル(渋谷)
         LE CAFÉ V、SUGALABO V ルイ・ヴィトン・メゾン大阪御堂筋
        (大阪)
         ザ・ホテル青龍 京都清水(京都)

    その他多数

  • 鈴木 康広Yasuhiro SUZUKI

    アーティスト

    1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学卒業後、公園の遊具「グローブ・ジャングル」を使用した映像インスタレーション作品《遊具の透視法》(2001)、開いた目と閉じた目が描かれた紙の葉が「まばたき」をしながら空間に降り注ぐ《まばたきの葉》(2003)など、誰しもが持っている記憶や経験に新鮮な切り口を与える作品を制作。船の航跡が海や川を開く《ファスナーの船》、地球の引力を「遊び」に変換する《りんごのけん玉》など、身近な工業製品を媒介に、人間と自然を新たな視点から接続するアートワークを展開。主な個展として、2014年に水戸芸術館での「近所の地球」、2017年に箱根 彫刻の森美術館「始まりの庭」、2021年にはティコティン日本美術館(ハイファ)にて海外の美術館で初となる個展を開催。主な国際展として、セビリアビエンナーレ2008、瀬戸内国際芸術祭2010、第4回モスクワビエンナーレ、第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016では日本代表として展示を行った。2014毎日デザイン賞。主なパブリックアートに、《はじまりの果実》(十和田市現代美術館 蔵)、《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》(渋谷区)。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。日本デザインコミッティーメンバー。

  • 谷川 じゅんじJunji TANIGAWA

    スペースコンポーザー /ブランディングプロデューサー

    1965年⽣まれ。2002年、空間クリエイティブカンパニー・JTQを設⽴。“空間をメディアにしたメッセージの伝達”をテーマに、 さまざまなイベント・商空間開発・地域活性化事業・シナジスティックデザインを⼿掛ける。独⾃の空間開発メソッド「スペースコンポーズ」を提唱、環境と状況の組み合わせによるエクスペリエンスデザインは多⽅⾯から注⽬を集めている。主なプロジェクトとしてパリルーブル宮装飾美術館Kansei展、平城遷都1300年祭記念薬師寺ひかり絵巻、NIKE WHITEDUNK、GINZASIXグランドオープニングセレモニー、LEXUS Store Design マスタープラン、meme nippon project 薬師寺ひかり響夜~inori~、DigitalGreenCityプロジェクト、スマートシティ前橋市アーキテクト、地域活性化事業アドバイザーなど。

  • 内藤 純Jun NAITO

    (株)PARADE  CEO 代表取締役
    クリエーティブディレクター & プロデューサー

    1985年電通入社。イベント・スペースデザイン局長を経て、2017年に電通からイベントスペース領域を分社し、電通ライブを設立。2022年まで副社長執行役員 /Chief Creative Professional
    2023年1月 PARADEを設立。
    大型イベント、展示会、ショールーム、施設開発、博覧会など、数多くの実績と人脈を有する。
    近年の主なプロジェクトとしては、 東北六魂祭 企画プロデュース(2011-2016)、ミツカンミュージアム クリエーティブディレクター(2015)、ミラノ国際博覧会日本館展示プロデューサー(2015)、ドバイ国際博覧会日本館総合プロデューサー(2021)など
    ミラノ、ドバイの2つの博覧会において、日本館はBIE(国際博覧会事務局)から、連続して展示部門金賞(1st prize)を受賞。
    2025EXPOなどに向けて、「リアルな体験価値の創造」を目的に、イベント・スペース領域の高度化、次世代化を目指す。

  • 村上 要Kaname MURAKAMI

    「WWDJAPAN」編集長

    静岡県出身。東北大学教育学部で障害児教育を専攻後、地元の静岡新聞社に入社して社会部の事件記者を務める。一身上の都合で退職後、アメリカ・ニューヨークに渡り、州立ファッション工科大学(Fashion Institute of Technology)でファッション・コミュニケーションを専攻。現地で2誌の編集アシスタントを経験して帰国。INFASパブリケーションズに入社して、「WWDJAPAN」のタイアップ担当、「WWDBEAUTY」の立ち上げデスク、「ファッションニュース」編集長などを経て、「WWDJAPAN.com」編集長に就任。現在は「WWDJAPAN」編集長として、紙面とウェブメディアの編集コンテンツを束ねている。

  • 山本 尚美Naomi YAMAMOTO

    株式会社NY4代表取締役 / 東北大学特任教授(客員)

    1987年資生堂入社後、一貫して空間デザイン、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザインに携わる。東京、ニューヨーク、上海、北京にてグローバルプロジェクトのクリエイティブディレクターを経て、宣伝部長、クリエイティブ本部長、チーフクリエイティブオフィサーを歴任。2022年には資生堂クリエイティブ株式会社を設立し代表取締役社長を経て、独立、現在に至る。グローバルブランディング、ブランドアイデンティティ、コーポレートコミュニケーション、CIマネジメントのほか、ブランド開発、ビジネス再生、DE&I、文化継承などをテーマに、美を通じて新しい価値創りや次世代支援などさまざまなプロジェクトを手がける。


審査委員長

  • 出原 秀仁Hidehito IZUHARA

    日本空間デザイン協会会長 / 丹青社シニアプランニングディレクター / 空間プロデューサー / 駒沢女子大学人間総合学群住空間デザイン学類非常勤講師

     1960年東京生まれ。空間を3Dの目に見える造形ではなく、シーン(情景)として捉え、その場の情緒要素(音、香り、光、会話、時間の移ろい、物語など)をプログラミングする独自の「シーンメイク」デザイン手法で、大型商業施設、エンターテインメント環境、ホテル&リゾート、エキジビション、医療空間など幅広い分野で事業企画・コンセプト開発・デザインディレクションを手がける。
    代表プロジェクト:Tokyo Disney Resort“イクスピアリ”プランニング&環境総合ディレクション、“横浜赤レンガ倉庫2号館“開発コンセプトメイク・商環境総合ディレクション、国際博覧会 ”愛・地球博” 日本政府館 展示デザインディレクション・建築ライティングデザイン、横浜元町ショッピングストリートデザイン&タウンリブランディング、札幌グランドホテル・パークホテル リブランディング・総合デザインディレクションなど。


審査副委員長

  • 窪田 茂Shigeru KUBOTA

    Degins JP株式会社代表 / 一級建築士

    1969年東京都生まれ。99年設計事務所などを経て独立。2003年、窪田建築都市研究所を設立。2023年社名をDegins JPへ変更。建築、インテリア、プロダクトを中心に、さまざまなジャンルや業態のデザインを行っている。企画開発やプロデュースも行い、人が集まりコミュニティーが生まれる場所づくりを提案している。代表作に「The WAREHOUSE」( 川崎殿町)、「METoA Ginza」総合プロデュース兼空間デザイン、「Mercedes-Benz Connection」( 六本木、他)、「今治タオル青山店」「café 1886 at Bosch」「UT STORE HARAJUKU. Galaxy Harajuku」「HIYORI CHAPTER KYOTO, A TRIBUTE PORTFOLIO HOTEL」などがある。

クレジット表記内の法人格表記等は省略させていただいております。審査員は状況により変更となる場合がございます。ご了承ください。

一次審査員・
二次審査員

空間デザインに従事し、専門的で広い知識と経験、見識に長けたメンバーによる審査(2023年度審査員)

決定次第、このページで発表いたします。


◼️ 二次審査員(34名 JCD17名 / DSA17名)

二次専任審査員(JCD3名 / DSA3名)
JCD /
DSA /

Aグループ審査員(JCD4名 / DSA4名)
JCD /
DSA /

Bグループ審査員(JCD5名 / DSA5名)
JCD /
DSA /

Cグループ審査員(JCD5名 / DSA5名)
JCD /
DSA /


◼️ 一次審査員(90名 JCD45名 / DSA45名)

Aグループ審査員(JCD10名 / DSA20名)
JCD /
DSA /

Bグループ審査員(JCD20名 / DSA10名)
JCD /
DSA /

Cグループ審査員(JCD15名 / DSA15名)
JCD /
DSA /

※ グループリーダー◎及びジャンルリーダー○は二次審査員も兼任します。
※ 審査員は状況により変更となる場合がございます。ご了承ください。