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2024.10.09
日本空間デザイン賞2024三次・最終審査会におけるご報告
今年の三次・最終審査会におきましてカテゴリー12住・生活空間の応募作品である「睫々居」に対して、審査の中で芦沢審査員よりデザインとは関係のない批判を前提とした発言及び、計画内容を十分把握していない上での一方的な批判が展開される、という事象が生じました。 その後、「睫々居」の応募者である中川雄輔様、奥村英史様、奥村悠視様より、審査上の発言を問題視する疑義の申し入れがありました。実行委員会としては審査内容に問題がある事実を認め、応募者様への直接謝罪を行いました。
結果的にこの事態を受け、本デザイン賞への関与を拒否された「睫々居」の応募者様からは、当該作品のHP掲載の中止、ショートリストからの削除、年鑑日本の空間デザイン2025掲載辞退、応募に関わる動画・写真・パネルの完全破棄の申し入れがあり、実行委員会はその要望を認め、対応を完了しております。
今後はこのような運営面での不備がないよう、審査において応募作品に対する理解と敬意を欠かすことなく、審査基準の透明性と公正性を一層徹底して参ります。また、審査員に対しても適切な審査の進行を再確認し、運営全体で再発防止に努めて参る所存です。このたびは「睫々居」の応募者である中川雄輔様、奥村英史様、奥村悠視様にご迷惑をおかけしましたことを改めてこの場を借りてお詫び申し上げます。